欧州ペレット協議会会長の講演(作成中)
東京大学で行われたペレットクラブ主催のフォーラム「Bioenergy Forum Japan 2015 木質ペレットの国際動向と日本市場の発展」に参加してきました。
基調講演では欧州ペレット協議会(EPC)会長でオーストラリアpropellets Austria代表のクリスチャン・ラコス氏による「欧州の木質ペレット市場 〜発電と熱利用の現状と展望〜」と、同じくEPCの副会長でフィンランド技術研究センター研究員のエイヤ・アラカンガス氏による「EN/ISOにおける木質燃料の規格化と認証」という内容的には少し難しい話を聞いてきました。
講演は英語で行われるので、来場者には同時通訳用の無線イヤホンが渡されます。
クリスチャン・ラコス氏の講演内容
①欧州でも国により用途は異なる
イギリス、ベルギーは発電メイン。イタリア、フランス、ギリシャなどはストーブ用。オーストラリア、ドイツは家庭用ボイラー用。
②ペレット燃料の規格化が重要。
さらに初耳のネタだったのが、大規模なペレット燃料製造工場の場合、ペレットから出るガスにより発熱しペレットが燃えて工場が火事になるということがあるそうで、貯蔵庫の排ガス機器の設置がとても重要であるこを話ししていました。
アラカンガス氏の講演内容
ちなみに、屋外では今年度林野庁の補助事業で開発された密閉性を欧州のシールド規格に対応するよう改良されたオルコットなど、数社のペレットストーブが展示されていました。
懇親会でラコス会長とパシャリ☆
会長さん、オーストラリア人なので僕の拙いドイツ語が通じます。
日本は地震があるので感センサがあるよという説明にびっくりしてました。オーストラリアは地震がないのでそんなものはないとのこと。あとデザインがすごく良いって褒めてくれました☆
あと再来週のドイツISHに行くことを伝えると、それはすごく良いことだ!とのこと。
ラコス会長、機会があればまた会いたいです☆
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